今年もお茶を摘んでいる。

毎年のことだけれど、今年もせっせとお茶の芽を摘んでいる。母たちがやっていたのとは少し違って、新芽の部分だけで作るから、かなり濃いお茶になる。今年は、茶粥と茶飯に挑戦するつもりだ。

近所の古刹、興国寺の名物でね、最近は作る人がいなくなっただろうけれど、本当に美味しかったのだ。スーパーの安物のお茶なんか、ペットボトルのお茶なんか、あんなもの御茶じゃない。

農薬のかかっていない、本当のお茶を作ってみないか。お金も要らないし、趣味にするにはよい遊びでっせ。これから、タラの芽と、お茶の新芽で、天ぷらにして酒の当てにするつもりだ。売れ残りのレモンがドツサリある。気ままな独り暮らしよ。