八朔、オレンジ、晩柑が始まる。

年明けとともに伊予柑やオレンジの集荷が始まる。一年を通して仕事があるようにと親父が仕組んだことだ。休みの間がない。年取るとシンドイ。貧乏暇なしだよ。たまには温泉旅行でもしたい。最近はどこにも行っていないからね、雪を見ながら温泉につかるとか、50年前の学生時代に行ったきりだ。とても贅沢な青春時代を過ごした。

長岡技大の周囲は牧場で、モォ~、という鳴き声と、肥えの匂いが漂っていた。北アルプスの連峰が白く光っていた。まるで夢のような風景を思い出す。ところが北側の山々には今、風力発電が林立しているという。技大では、風力の研究が行われていると聞いている。被害の事を聞いても応えてはくれない。

ここでも私は嫌悪の的にされている。何や、コイツラわ、と腹の立つことよ。やはり私には自宅で大人しく百姓をすることが運命になっている。社会に出たところで、刺刺しい人々の攻撃に遭う。排除される。でもな、由良町では風力発電の低周波被害で苦しくてならんのや。おまけに弾圧の嵐だ。どうなっているんやと思う。

私の他にも被害者は大勢いるのに、エライ時代になったもんだよ。春先にかけて、八朔やオレンジ採りに忙しい。ボツボツと、体調に合わせて作業するつもりだ。明日から防腐剤(ベンレート4000倍)を散布する。気張ってやろか。